真っ黒こげ太郎

オーヴァーロードの真っ黒こげ太郎のレビュー・感想・評価

オーヴァーロード(2018年製作の映画)
4.5
ま    た    ナ    チ    ス    か    。

もう何度目だよ!!!!wwwwwwwwwww




第二次世界大戦の真っ只中。
フランスの教会にあるナチス・タワー(勝手に命名w)をぶっ壊すために送り込まれた兵士たち。
沢山の犠牲を出しつつも合流し、タワーの調査を進めたりするが、その地下の実験施設では恐るべき実験が行われていた!
そして実験で生まれた謎の存在は兵士たちに牙を剥くのだった!!!



ナチス軍が生み出した謎の敵とアメリカ軍兵士との闘いを描いた、ホラー・ミリタリー・アクション。
(ちなみに、似通ったタイトルのアニメとは全くの無関係です。w
…同監督が手掛けた「東映版kanon」や「デジモンセイバーズ」が好きだったので気になってはいるけど。)

実は行きつけの劇場で公開されておらず、泣き寝入り&毒吐き案件になりそうだったのですが、実は今まで存在に気付かなかった少し離れた所にある映画館で公開しているのが判明した!!!
これは行くしかない!!というわけで初めて少し遠い所の映画館に行き、鑑賞してまいりました。(正直、行く時間は行きつけの映画館に行く時とあんま変わんなかったりするけどw)


話は正直言ってこの手のB級映画で散々見た話!!!w
ナチスの怪物(ぶっちゃけるとゾンビ!!!www)と米軍兵士との闘いを描く!!!
超ありがち!!!www
(正直、予告見た時点で「あ、これ、ナチスゾンビ物だ。」と察したwwwwwww)

一応、主人公達をかくまった家族が窮地に陥ったり、クライマックスの対決が一味違う物になっていたりと、それなりにヒネってはいるのだが、正直話自体はそこまで面白くはなかった。
正直、本作をアサイラムさんやシネテルフィルムズさんみたいなB~C級映画メインの会社が手掛けていたら、面白くはなんなかったと思う…。w
(一応フォローしておくとアサイラムさんやシネテルフィルムズさんの作品にも面白いのはありますよ。(「メガシャーク」の4作目とか、「ハリケーン・コースト」とか。))


だが、本作は「ミッション:インポッシブル」シリーズや「スター・ウォーズ」シリーズ等でお馴染みのJ・J・エイブラムスさんが制作を手掛けているためか、沢山の予算を掛けた、アクションやバイオレンス増し増しな内容になっていた!!!

序盤の空中でナチス軍に攻撃されるシーンからして迫力満点!!!
その後も銃撃、爆破等のアクションが満載。
銃撃戦は効果音もド迫力で、リアル目な戦闘シーンながら見ごたえがあった。
(個人的にはウィリアム・カウフマンさんの作品を思い出しました。(って知ってる人いるかな?w))
爆破アクションも大迫力で、バイオレンスシーンも中々血まみれでナイス!w
(そこまでスプラッターってわけじゃないのは少々残念。ってか俺スプラッター・ホラー物に毒されすぎ!?w)

クライマックスでは、超パワフルなゾンビとのバトルが描かれるが、中々捻りの利いた展開で楽しませてくれる。
ラストのとあるキャラの自己犠牲シーンも男気に溢れていて凄く良かった!!!
オチも見事なまでにB級映画のお約束なのもGood!

難点としては、前半から中盤の展開がややダレていたのは残念でした。
ドッキリホラー的な要素もあるし、本作の真の顔が顕になるシークエンスなんだけど、正直展開的に静かな部分が多く、少々退屈でした。

後、これは劇場側のポカだと思いますが、やや画面が暗めで見ずらい所があるのが残念でした。
レンタルで出たらまた観なくちゃ…。

話的に目新しさはないし、ゴアシーンがやや中途半端な印象もありましたが、アクションにバイオレンス満載で金を掛けたB級映画!的な味わいがして、中々楽しかったです。
この手のドンパチ映画が好きなら十分楽しめると思うぞ!!


とりあえず、今回の遠征のお陰で劇場で観れたのでレンタル開始時にモヤモヤした物を抱え込まなくて済んで良かった。
今回の遠征で映画館の存在も確認できたことだし、今後は見逃しも減る…といいなぁ。w

後、今作は皆マイナーキャストだが、ある意味主人公より活躍する伍長役の人、カート・ラッセルさんの息子だったんですね。
クライマックスの見事なまでのヒーローっぷりは親父譲り…かもしれないw


追記:レンタルDVDで鑑賞しましたが、やっぱ面白いっすねこれ!
火薬もグロも満載で愉快愉快!w
なお、テレビ画面だと明るかったので、画面が暗かったのは劇場側のポカだったようだ。w