田山信行

マキシマム・インパクトの田山信行のレビュー・感想・評価

マキシマム・インパクト(2017年製作の映画)
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『ロミオ・マスト・ダイ』でHIPHOPカンフーという新たなジャンルを生み出した?アンジェイ・バートコウィアク監督によるアクション・コメディ。安っぽいビデオ撮りで今までに比べたらだいぶミニマムな作りの作品だけど90年代のリズムのほど良いユルさのコメディといった感じでテンポも良くてなかなか悪くない。主演のロシアのシュワルツェネッガーはよく知らないが…ああケリー・フーは美人だなあ。悪役を演じるマーク・ダカスコスは元アクション俳優でテロリストに転身したという斬新な設定。街中でジェット・リーに間違えられるとかそういう小ネタをやりたかっただけだと思うけど。なかなかファンキーな演技を披露していて楽しい。割と拾い物な1本。肩の力を抜いて楽しむには最良の作品だ。もちっと90分くらいでタイトにまとまってるとなお良いんだけど。
田山信行

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