AkiraYamada

ある画家の数奇な運命のAkiraYamadaのレビュー・感想・評価

ある画家の数奇な運命(2018年製作の映画)
4.2
澄んだ美しい瞳は、ボヤけた真実をとらえて結ぶ。

リヒターはブチギレたそうだが、
映画としてはとてもよかった。

3時間はすんなりと過ぎる。

印象派は光をとらえて描く探求を。
自然の美しさを描く為に。
クルトは光が結ぶ像の焦点をズラして描く。
社会のゆらぎを描くかのように。

芸術はよくわからないが、焦点をズラして
映画としてはそう解釈することにしよう。

真実なんてもんは、最初からピントが合ってない
ものなのかもしれない。
AkiraYamada

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