ナチス政権下~東西に分断されたドイツを舞台に、若き画家の苦悩と成長を描いた物語。
3時間の長編で、鑑賞中うっかり落ちるかも…😪と不安でしたが、全くの杞憂でした(笑)
重厚でドラマティック、芸術の世界にどっぷり浸れる秀作です。
主人公クルトの人生に影響を与える“二人のエリザベト”や元ナチス高官で厳格且つ高圧的な義父、美術学校の個性派教授など、彼を取り巻く人々の存在感が際立つ。
やがて試行錯誤の末に、クルトが独自の技法を生み出すシーンは美しく幻想的。
そしてペンならぬ、絵筆は剣よりも強しの瞬間に鳥肌が立った。
真実はすべて美しい…最初はチンプンカンプンだったけれど、なるほど深い言葉だ🤔