このレビューはネタバレを含みます
敬愛する叔母を理不尽な国家権力に奪われた少年が、長じて絵画の力で、叔母の敵を討つ。
この映画をざっくりまとめるとこうなる。
主人公クルトの妻になるエリーの父は、一言で言うと「人間の屑」。
医師とし…
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ドイツな優生思想による断種💧
なんと恐ろしい事を考えるのか…
作品中では叔母さんの無念を晴らす場面はありませんが、義父はこの後裁きを受けたのでしょう。
エリザベトの感性がクルトにもしっかり受け継が…
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政府による社会主義リアリズムによって戦争のために芸術が利用されて頽廃芸術展のようなものが生まれた時代を幼少期に過ごし影響を受けていたリヒターが西ドイツに逃亡して新しい表現方法を探る過程で写真を絵画に…
>>続きを読む「写真は偶然の産物では?」
「偶然ではなく現実は真実と一致する。
真実はすべて美しい。」
ドイツ史の闇とその中で微かに光を灯す芸術や愛や人生の美しさ。フィクションかと思っていたけど、リヒターの半生…
戦争中ナチ政権下ドイツ。劣勢遺伝子保持者だからと強制入院安楽死が酷い。終戦後元ナチ婦人科医の娘と出会い西ドイツへ逃れる。ラスト絵による驚愕の真実に辿り着くシーンが素晴らしい。ただ美術学校時代が冗長過…
>>続きを読む本当は4.5くらいつけたいけど、長すぎて2回目みるかどうか…。まさかオッペンハイマーより長いとは。
たまたまデュッセルドルフやケルンを訪れる機会があり、最近リヒターのバイオグラフィーを追っていた。…
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