サトモリサトル

薄化粧のサトモリサトルのレビュー・感想・評価

薄化粧(1985年製作の映画)
-
五社英雄監督生誕の日に。

実際の事件を基にしている緒形拳主演作品。
妻を殺めるシーンが印象的。
ラジオが消えて、その後の闇。
ほんの一瞬の出来事。
傍らには何も知らずに眠り続ける子ども。
実際に起きる殺人って本当あんな感じなのかも。

ダイナマイト仕掛けて逃げなきゃいけないからそりゃ全力疾走するだろうけど絶対足音聞こえてるしめちゃくちゃすぐバレそうだなって思った。
ダッシュして自分の家に帰って、何食わぬ顔で自分も「何が起きた?」って顔で出てくるのが滑稽でまた怖くもあった。
「復讐するは〜」とか「鬼畜」もそうだけど緒形拳の説得力の凄まじさよ。
本当どんな精神力があったらあんな芝居出来るんだろう。