エミさん

シャークネード ラスト・チェーンソー 4DXのエミさんのネタバレレビュー・内容・結末

3.7

このレビューはネタバレを含みます

米国のサメパニック映画。B級ローバジェット。
トレイラーにある『全世界熱狂』って本当ですかね!?
ご愛嬌 ( ̄▽ ̄;)

1年、待ち望んで絶叫上映に参加してきました。いやぁ〜楽しかった〜。
サメ映画好きな人と笑いながら観れるってホント幸せです。日本が平和でつくづく良かったです。
シリーズ6作目にして初スクリーン映写。ビデオスルーなんですか!?最初で最後のサプライズが4DXとは! サメもパニック。私もパニックです。まさか、アサイラム作品をシネコンで普通に観られる日が来るなんて驚きです。配給会社さん有難う。サメ映画ファンの私には、サメ映画史上『ジョーズ』の次に功績を讃えても良いとすら思えてしまうほど、やっぱりスクリーンにかかる事がどんなに大変で栄えあることか!と、声を大にして主張したい。

前作では、ずっとサメ台風に巻き込まれていた(!)強靭な息子ギルが、タイムマシンに改良した車で迎えに来て、生き残った父親である主人公のフィンと、どこかにワープした所で終了でしたが、今作は、フィンが恐竜時代にタイムスリップした所から始まります。死んだと思っていた仲間とそこで再会し、最初に発生したサメ台風1号を潰すため、何故か、プテラノドンに乗って戦闘開始ーー。

この映画に「何故!?」という疑問は愚問ですが、タイムトリップものな所為か、大分、BTTフューチャーをパクリまくっているのには苦笑いするしかないですが、前作達と比べると、思った程、サメが乱闘していないのが少々残念。いや、決してスプラッターを期待しているわけではなく、色んな形のサメが、なんやかやしている姿が醍醐味なわけですよ。3作目(エクストリームミッション)なんか、ジェットコースターのレーンに乗ったサメがそのまま滑走路を滑ったりしてますからね。これは古い時代には、サメの数が少なかったから!?……いやいや、サメだってワープしてますよね!?もっと陸上での色んなサメの様子を描いて欲しかったです。あと、やっぱり、チェンソーがないとフィンぢゃない。伝説の剣を抜いた時は震えましたけど。笑いで。諸刃だったので。こりゃ誰も抜けないわ…。
ラストにようやっと「あった、あった、」と見つけるまでヤキモキしてしまいました (*´Д`*)。

こんなに楽しんでいて今更なのですが、正直、椅子が動くのって苦手です。後方からサメがぶつかってくると、椅子に背中を叩かれるし、元サヤ嫁エイプリルがビームを放つと後方からピシッとへんな風が吹くのです…(苦笑)。痛いし髪乱れるしで、ちと、イラッとしてしまいました。
あと、海のシーンやら開拓時代やら、タイムワープする度に、何やら謎な臭いが劇場内に撒かれ、それが何の匂いかサッパリ分からず、逆に気になって仕方なかったです。映画以上に謎多き演出…。苦手です。
でも、予算は置いといて、飛び出す(3D)のと、揺れる(4DX)のと、どっち!?って言ったら、やっぱり動いた方が楽しいかな…(笑)。TVで観てたらシラケるところ、大型スクリーンだと段々と楽しくなってきます。イベント感覚で劇場も体験してみて下さい。狙っているのか海の近くの劇場で期間上映してます。センパ・パラタス!