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ROMA/ローマのaka黄屑のレビュー・感想・評価

ROMA/ローマ(2018年製作の映画)
4.0
『ROMA/ローマ』(18年)観了。白黒で劇伴ナシ、ネトフリ配給とゆー異色作乍ら前作『ゼロ・グラビティ』に続きアカデミー賞監督賞受賞でアルフォンソ・クアロンは大巨匠に。『ゼロ・グラビティ』も擬似宇宙体験できる異色作だったよナ…
監督自らの自伝的な話で時代設定は70~71年のメキシコ。「血の木曜日事件」も描かれて〼。ローマはイタリアぢゃなくて舞台となった地名。
主役は住み込みの若い家政婦サンで本作は彼女への取材を基に構成されてて作品は彼女に捧げられてる。構図やカメラワークが彼女を聖母に見立ててると感ぢられて、そんな存在だったんだろうナ…
監督自ら担当してやはりアカデミー賞撮影賞受賞したモノクロなのに精緻な映像美と無劇伴故に際立つ音響は秀逸。音響担当したセルヒオ・ディアスはメキシコ系監督達の名作を数多く手掛けてきた名匠。編集で監督と共にクレジットされてるアダム・ガフは私的傑作『トゥモロー・ワールド』からの監督との付き合いで最近は『ザ・ファイブ・ブラッズ』や『アメリカン・ユートピア』でも担当!
国内公開作でボカシ有無の基準ってどーなってんだろと思った丸出しに目が点w
ルチャ好きとしては嘗てのAAAの大スター、ラテン・ラヴァーの出演に大喜びw
配信のみ作品に悪態つき続けてるけど、本作は劇場公開もソフト化もされてる特例的な作品でレンタルだけが不可…(結局泣)
しかし18年公開作の私的決定版に出会えてなくて、暫定1位が『ミッション:インポッシブル/フォールアウト』ってそんな訳ねーだろ!って重点探索しててメタスコア驚異の96(!)だし「本作こそ18年1位でゎ?!」と期待したけどそこ迄ではありませんでしたとゆー訳で再び18年公開作探訪の旅は続き〼…
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