ゴールデングローブ賞授賞式直前ということで視聴。
各媒体・賞レースで絶賛され2018年を代表する作品に選ばれることも多々あり、どんなものか前知識もほとんどいれずに観た。
1970年代初頭のメキシコを舞台に家政婦とその家族をモノクロで描いた作品。近年の映画で主流な激しい起承転結などがあるわけではなく、日常生活を丹念に描いている。
当時の政情不安も間接的に描かれており、120人が殺害されたコーパスクリスティ大虐殺も重きが置かれているわけではないけど描かれていて、日常生活とのギャップが作品のいいアクセントになっている。
一家の子役たちが美しすぎて将来有望そうで今から期待大。
フェルミンがクズすぎてムカつくんだけど、初登場の時に局部が大々的にまぁまぁ長い間映っててなんともいえない気持ちになった(?) 最後に日本語で「ありがとうございました」って言ってるけど武術って中国じゃないのかな、、、?笑
あと序盤で干してる靴下からポタポタ水落ちてるシーンあるんだけど、「靴下しぼれよ」って思ったのは俺だけ?笑
同じく突っ込んだところでいえば犬がうんこしすぎだろって思った。しかも結構な量(笑)
アカデミー賞が好きそうな作品だけど、ネトフリオリジナルというのがネックかな。ただ、映画という定義や概念を変える、将来的にはこの作品がきっかけに変わったと言われてもおかしくないような傑作。日本人からすれば評価は割れそうで万人受けするかは不透明だけど映画好きにはぜひとも観て欲しい一作。