ツクダ

ROMA/ローマのツクダのレビュー・感想・評価

ROMA/ローマ(2018年製作の映画)
4.7
音楽のないモノクロ映画
そのかわり映像も音も登場人物もすべてに静かな迫力がある

日常のなかに確かにあって、でも見ないふりして無いものにされているものを有るものとして描いてくれてるのがすごく嬉しかった。
救いのないフィクションの存在がいま生きている現実を認めてくれる、救いがないのがあたたかい。
女は海ではない、でもいつも水の中

日常のなかでふと観たくなる美しくてたいせつな映画