カナノシ

ジャングル・クルーズのカナノシのレビュー・感想・評価

ジャングル・クルーズ(2020年製作の映画)
4.0
ありとあらゆる病や怪我を癒やし、永遠の命さえ与える「不老不死の花」。
伝説や御伽噺だとされたその秘宝を追い求め、志半ばで無念のうちに死んだ父親のお汚名を濯ぐべく植物学者のリリーはジャングルの奥深くを目指して行く。
そこで出会ったフランクは自身をジャングルを知り尽くしている男と嘯く。
その知識や機転からフランクなら適任だとジャングルの案内役として雇うものの、彼が乗り込んだのはどう見てもオンボロの小さな頼りない船だった……な話!

パイレーツカリビアンよろしくディズニーランドのアトラクションの深掘り映画となっており、川下りと言う縛りがある中頑張って色々詰め込んだなぁという一本。
ちゃんと全年齢向けエンタメしててディズニーランドに行く前のテンションブースト用にはうってつけ。

それにしても制作にドウェイン氏が関わっているためか、フランクの自己プロデュース能力の高さたるや!
まるでドウェイン氏やないか!ドウェイン氏だけど。

ストーリーは過去のディズニー映画からのデジャヴが否めないものの、古典だと思えば、まぁ。
憎めないフランクのお茶目かつストロングな姿を見てるだけで十分楽しめるので、スカっとする冒険活劇がお好きならオススメ。

リリーも芯があって良いね。力が強いとか賢いとかじゃなくて、強い女性ってこう言うことって感じ。昨今のポリコレフェミ意識し過ぎ問題も気にならない描写だった。
そもそも映画見てて気になってしまうようになった自分も残念。なんも考えずに映画見たい…

甘さとサクッと観れる手軽さはアルフォートと言ったところ。船も描かれている!
カナノシ

カナノシ