｢きーおーくーにごーざーいーまーせん｣という中井貴一さんの映画予告で思わず笑ってしまい観た作品。
悪徳総理が、頭に石をぶつけられたことで記憶をなくし(まさに、記憶にございません。)総理としてあるべき仕事をしていくコメディー作品。
どのキャラクターもどこか憎めない、三谷さんの作るそれぞれのキャラクター設定がとても愛らしく、安心して観ていられた。
どんな人生でも、今の自分がここまで生きてきたことを誇らしく思っていいんですね。でも、ここまできた道が過酷であればあるほど、人間は生き抜くことに固執してしまう。もちろんそれでもいい。どんな人生を送るかは自分次第。自分の力を信じて、周りにいる人を信じて、どう生きたいか考える時期だなと感じた。
