つい先週まで、“自民党総裁選”が争われていたので、
ぼくも必然的に総裁選の原稿を書き、調べる機会が多かった。
政府、与党の政治なんかに詳しくなってしまうと、
この手の映画って、とても気持ちよく見ることができる。
たま~に取材不足で間違ってるところもあったりするけど、さすが三谷ワールド、そこをユーモアと演出で見事にイジって、矛盾を感じさせないように敢えて作り物であること伝えている。
フジテレビ開局60周年作品。
映画を舐めるな!作り手を舐めるなっていうのがよく伝わった“風刺映画”でした。
飛び抜けた言動から、過激派とも言われた内閣総理大臣が、記憶喪失に陥った。
その真実を知るのは秘書官3人のみ。いつまで隠し通すことができるのか?
そして、これまで彼の周りを囲んできた取り巻きたちの本性が、次第に明らかとなる・・・
これ、連続ドラマだともっと感情移入できたかもね・・・