今まで観ないでいたのがもったいなかったー!
主人公の心情とスーツの色がリンクしていることに注目!
これは本当にフジテレビがつくったのかと疑ってしまう、日本の政府や国民の政治姿勢へのアプローチ。
エンタメ性はさすがフジテレビといったところ。
現実をかなり織り交ぜながらも、うまい具合に理想を語ったり、政治家がひとりの人間であることを思い出させてくれるような家族との絡みがある。
この映画は「辞めればいいというわけではない」「やり直しがきく」「止める勇気と責任をもってこその力である」ことをおもしろおかしく観客に伝えてくれている。
そして、「それぞれの立場(背景と培ったものと役割)」があることをキャラクターに置き換えて表してくれている。
欠けて良いキャラクターも、どうでもいいキャラクターもいない。
そして配役が絶妙でなんともみやすかった。