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記憶にございません!のKasaのレビュー・感想・評価

記憶にございません!(2019年製作の映画)
3.8
毎度のことだけど、どのキャラクターもおもしろい。出演シーンの多さにかかわらず、それぞれの役者さんへの愛が感じられる映画。

小ネタの応酬は、監督のドヤ顔が透けて見えなくもないけれど、それ込みで何だかクスッとくる。

覚えている限り、人生で初めて「映画って面白い…!」と思ったのは、テレビでやっていた『ラジヲの時間』だった。
子ども心に大人たちが駆け回る様子があまりにも可笑しくて、初めて夜更かしをして、エンディングまでたっぷり観た。家族みんなで大笑いした。

二十歳を超え家を出た今でも、年末に帰省をしてテレビ欄で「三谷幸喜」という名前を見たら、家族で観てしまう。 

この時代において大衆性と洒落っ気を両立している最後の人、みたいなイメージ。

何が言いたいかというと、やっぱり三谷幸喜さんが好き。
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