このレビューはネタバレを含みます
姉の死を伝えに行く、本人と勘違いされて結局本人のふりをするというのは、ちょっと現実的ではないように感じた。
しかし青春時代をベースに今も続いている、その子供も含めたそれぞれの人生の描写は、今風の言葉で言えばとてもエモくて、泣ける。
「誰かがその人のことを想い続けてたら死んだ人も生きてることになるんじゃないか」これはよく言われる言葉だが、改めて考えさせられた。
そのスケールの大きいのが歴史に名を残している人物であり、今でも人々に想われるのであれば、今でも生きていると言えるのかもしれない。