こーた

ラストレターのこーたのレビュー・感想・評価

ラストレター(2020年製作の映画)
3.7
手紙のやり取りから生まれる純愛物語。
突如若くして亡くなった姉・ミサキに代わって、妹は同窓会に出席する。しかし姉の死を伝えらない妹は、そのままミサキと勘違いされスピーチまですることに。帰りに初恋の先輩・乙坂(姉の同級生)に声をかけられときめく妹は、そのまま姉のフリをして文通を始める。文通を通して、徐々に姉と乙坂の関係、過去の物語が明らかになる…。

個人的には序盤からツッコミどころ満載だったので、イマイチ乗り切れず…。同窓会で誰も気付かなかったり(そもそも何でわざわざ出席?)旦那もいるのに姉のふりして初恋の人と文通を始める人に共感できず…など。
何より純愛なのは良いんだけど、なぜ乙坂は彼女を小説化するぐらい好きだったのによく分からない阿藤に取られたんだ?ミサキが阿藤と結婚した理由もよく分からず、失恋設定を出すためだけに出てきたクズ男キャラという印象で消化不良。乙坂も客観的に観るとだいぶイタイので辛くなる…。
広瀬すずと森七菜が田舎でワンピースを着ると、素朴で透明感がでますね。ハマり役。手書きの良さは想いが載るところだよね。チャットの文章は軽くて、手紙の文章は重さや深さをつけられる。今の小学生中学生とか、手紙書くことあるのかなあって思いながら観てました。
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