このレビューはネタバレを含みます
3度目の試写会@日比谷
リップヴァンヴィンクル以来の岩井俊二作品。綺麗と丁寧と静寂って感じだった。
音楽で例えるところのバラードなんだよなぁ個人的な感覚。
マチネよりもナヨナヨした雅治さんとハマり役松たか子。夏服着ると川より透明なおすず。ロン毛が似合うトヨエツ。
そして大売れっ子の森七菜。
現代スマホ一本で見知らぬ人と簡単に連絡が取れるこんな世の中だからこそ、本作のテーマを占める、「文通」が凄く斬新というか印象的だった。そりゃ意中の人が書いた文字が自分のところに届いたら高揚するよな。昔はこうして好きな人に想いを伝えてたのかと思うと、本当マメな人が多かったのかな?とか考えさせられた。
まぁでも高校時代にあんな綺麗な瞬間存在するのかちょっとファンタジーじゃねって思ったけど、これが岩井俊二カラーなのでしょうね。
映画よりも衝撃的だったのは、ど平日の試写会でしかも都内なのに高校の同級生に遭遇したのが1番ビックリしたけどな。笑