ふじたけ

ラストレターのふじたけのレビュー・感想・評価

ラストレター(2020年製作の映画)
1.0
岩井俊二が日本版予告編を手がけた「ヤンヤン夏の思い出」を出すまでもなく、エドワード・ヤンの最も出来の悪い映画を前にしてもこの映画はあえなく消滅する。
この映画の映像が綺麗だと言う人は、偽物の映像で溢れかえった今の世の中特有の目および脳の病気にかかっているに違いないので、今すぐ映画館に毎日通って治療するべきで、照明をろくに使わず、前後のショットと色合いが異なる青みがかった比喩ではなく薄っぺらい見るに耐えない画を撮ってしまうあたり岩井俊二は映画の撮り方および編集の仕方を忘れてしまったに違いなく、複数のステディカムを使った浮遊感が常に漂うショットがなんの意図もなしに矢継ぎ早につながれていく映像はとても見られてものではなくて、これは岩井俊二のみならず撮影スタッフ全員の責任であり、彼ら全員、そしてプロデューサーである日本映画界を破滅させんとす川村元気、東宝という会社には一刻も早く天罰が下るべきで、既に何らかしらの物理的制裁が加えられていて良いはずなのに、レビューは高評価であり、映像が美しいという声も散見しているところを見ると、涙をこらえながら私自らが東宝に乗り込んでいく必要があり、この映画を見た翌日出た高熱の原因がインフルエンザであれば良かったことを強く願っていたが無念である
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