Ken

スネーク・アイズのKenのネタバレレビュー・内容・結末

スネーク・アイズ(1998年製作の映画)
4.3

このレビューはネタバレを含みます

「スネークアイズ」


"息子にサインを!!"

"誰の味方?
 -自分だ"

"スネーク・アイズ 親の勝ちだ"

"お前はもう終わりだ
スネーク・アイズさ"

"いいさ、テレビには出た"


面白い!!
汚職まみれの刑事が国防長官暗殺事件に巻き込まれていく!
1から捜査をしていき、次々と明らかになる事件の真相。
シンプルだけどよくできた映画だった。


"スネーク・アイズ"
賭博用語で"ゾロ目"のこと。
二つに並んだ赤い点が蛇の目に見えることからそう呼ばれているのだとか。
ゾロ目の1はそれより下がないことから最も弱いとされている。
そのため「お前の負けだ」という意味で
この映画では使用されている。
これがかっこいい😎
今度から勝負事の時に使いたくなっちゃう!
というか使う(笑)


ニコラスケイジが演じる汚職刑事の「リック・サントーロ」この刑事のキャラがすごく好きだった!
金に素直で人間臭い。それでも知ってしまった悪は許せない。それが親友のしたことでも...
常に自信があって、最終的には汚職がバレて家族も彼女もいなくなったけど「いいさ、テレビには出た」と明るく言う姿が超カッコよかった!!
完全無欠のヒーローではなく
人間臭いダークヒーローも悪くない。


カメラワークがイケてる!
序盤のリックが電話しながら移動する長いシーンをカットなくロングで撮ってるシーンや
女が逃げ込んだ男の部屋をケヴィンが探している時の、いくつかの部屋を上からスライドしながら映すシーンなど
カメラワークを気にしながら観てみるとより楽しめる作品だと感じた。
特に好きだったのはリックがそれぞれの証言を聴いている時に、一人称視点になり実際の時間軸に戻って観せているカット。
映像化された証言は言葉だけの証言よりも、臨場感があるし気づきも多いから面白かった。


ニコラス・ケイジの映画もっと観よーっと
Ken

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