カルビ

永遠の門 ゴッホの見た未来のカルビのレビュー・感想・評価

1.5
「孤独が狂気を生み、狂気が芸術を生む。」
アルコール依存症に悩まされ、画家として評価されないまま、37歳という若さでこの世を去ったフィンセント=ファン=ゴッホ。この映画は、そんな彼の生涯を、独自の視点から描いている。監督したのは、『潜水服は蝶の夢を見る』でも知られるジュリアン=シュナベールである。劇中に登場するゴッホ絵画は、元画家である彼によって描かれているというから驚きである。
所々、画面の下半分がボヤけたような映像がある。そのような演出からも分かるように、この映画はゴッホ自身の視点。彼の内面に迫る内容であった。
また、ゴッホの死に関して。本作では、若者の誤射による他殺説が採用されている。同説を信じる私としては、ポイント高し。
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