現在SOMPO美術館で開催中のゴッホ展。
来週そちらに行く予定なので、
気分を高めるために。
ちなみにこれ、二度目の鑑賞です。
前回観たときもそうだったけど、
やっぱりこの作品は、
途中で意識飛びそうになる😅💤
退屈なわけじゃないんです。
むしろ、
見せ方としてはとても巧いと思います。
ゴッホの意識の中に居るみたいな、
独特な感覚を味わえるから。
安定しない、朦朧とした意識の中。
グラグラ揺れる視点と、
下半分がぼやける視界。
一方で、
客観的な視点ではハッキリとした映像に。
言葉やストーリーからではなく、
映像を通して、
ゴッホの狂気や苦悩、
孤独を訴えかけてくる。
田園、草原、糸杉。
ゴッホの瞳を通して、
ゴッホが見たであろう景色を分かち合う。
ゴッホの人生を
追体験するような作品でした。
🌻
咲いてる花、枯れてる花、おじぎの花。
花も背景も花瓶も全部黄色なのに、
一輪ずつがちゃんと存在感示してて。
みんなバラバラなのに、
調和の取れた完璧な構図。
パッと見は明るさが溢れてるのに、
じっくり見てると寂しくなってくる。
『ひまわり』のそんなところが好き☺️