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永遠の門 ゴッホの見た未来のhitujinopooのネタバレレビュー・内容・結末

3.3

このレビューはネタバレを含みます

ゴッホの人生をただ外側から追った様な映画ではなく、ゴッホ目線で描かれているのは斬新だった。
ゴッホの気持ちに寄り添える様な。
繊細で純粋過ぎる事がよくわかる。
唯一の理解者だったのは弟。
ゴッホの目線が途中から歪んでるのが切ない。
耳の件は、その人自身が狂気というより、自分の中の狂気を切り離そうとした結果というのが、聞いてて何とも言われぬ気持ちに。
狂人だろうが、この人のことは嫌いになれないな。
謎の死の件、勝手に自殺だと思ってたから事故死だと知りちょっとショックだった。
まだ生きられたのに。
なんて不運なんだ。
ゴッホは牧師の父を持ち、自らも学んでたから思想などがはっきりしてるんだね、ゴッホの生き方や絵にもそれが現れてるようで、その辺も知れて良かった。
最後の、あの帳簿が最近見つかったというのには驚いた。
ほんと凄いことだ。
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