2019年、ルーベン・フライシャー監督、レット・リース、ポール・ワーニック、デヴィッド・キャラハム脚本によるアクション・コメディ・ホラー。
2009年に公開された『ゾンビランド』の純然たる続編、スタッフも役者陣も再集結、雰囲気も様式も前作を踏襲。
"The United States of Zombieland"と化した北米、生存のために独自のルールを設定した青年コロンバスは三人の仲間とともに終末の世を生き延びる日々。しかし恋人ウィチタと妹リトルロックが何の前触れもなく姿を消し、突然変異により驚異的な能力と凶暴性を身に付けたゾンビが大挙して…云々、といったお話。
前作の公開から10年、主人公コロンバスを演じるジェシー・アイゼンバーグさんはお変わりなく、タラハシー役ウディ・ハレルソンさんは少々お年を召した雰囲気。
女性陣、姉のウィチタを演じるエマ・ストーンさんは、コンスタントにキャリアを重ねておられますので何ら違和感なく、他方、妹リトルロック役のアビゲイル・ブレスリンさんがもはや少女の域を越えておられて驚愕、まあ10年ですからね。
オープニング、前作はメタリカの2nd『ライド・ザ・ライトニング』衆収録、"For Whom the Bell Tolls"でしたが、本作は3rd『メタル・マスター』から題名曲"Master of Puppets"。
ビル・マーレイさんもまたもや大サービスで本編後にご登場。
何より『バック・トゥ・ザ・フューチャー』でマーティのお母さんを演じられたリー・トンプソンさんの次女ゾーイ・ドゥイッチさんがご登場、"silly"で"funny"なマディソン役をご好演、たいへん楽しませていただきました。