時系列がごちゃ混ぜになってる分、誰と誰がくっついてってとこがゴールじゃない。むしろそれを先に見せることで、全部過去の記憶はノスタルジックに描かれてるし、映画のフォーカスも、4人の姉妹の「リトルウィメン」から「ウィメン」になる過程に変わる。正直本読んでなかったらここまで追いつけなかったと思う、、でもストーリーを知った前提で見たほうがこの映画は面白いと思う！
ジョーの終わり方も、今までの映画ではジョーの結婚がクライマックスだったらしいけど、この作品は違う。まあジョーの書いた本の設定上では結婚したけど、実際は誰とも結婚せず、本を出版することが彼女の問題を解決して、夢を成し遂げる一歩になったってのがまた良い。
ローリーとジョーは確かに「最愛の人」なんだろうけど、でも結婚とは別物なんだろうな。ジョーの夢とか人生に対する価値観は、孤独や経済的理由から解放されるために結婚したって、成し遂げれるものでもないから、2人が一緒にならなかったのは意味があるんじゃないかな。
