このレビューはネタバレを含みます
自分用
ストーリー
(一幕)
4姉妹の現状
ジョー 小説家になるのを諦める
メグ 好きな人と結婚するが貧乏
エイミー パリで男性と婚約手前
ベス 病気がち
7年前 ローリーと出会う
→現在 ベスの体調を聞きジョーは家に戻る
(二幕)
ローリーと仲良くなる4姉妹
家族との楽しい時間や喧嘩を経ながら毎日を過ごしていく
一方で現在
4姉妹は決して幸せと言えない状況にある
ジョー 小説を二度と書かない
メグ お金がない
エイミー 好きではない人と結婚?
→メグが死んでしまう
7年前
ベスが病にかかる&父の帰還
姉の結婚
ローリーのプロポーズを断る
(三幕)
パリからエイミーが帰還(ローリーと婚約)
ジョー 小説を書き始める
ジョーがNYで出会った男が家を訪ねてくる
→学校を作ってハッピーエンド
構成
現在と7年前を行き来しながら
巧みに伏線を回収していく
時代の変化もシーンごとの意味づけが一致してるのでひっかかることなく見れる
演出
7年前の幸せな時間がとにかく愛おしい
隣人に寄付 海辺でのトリプルデート
父を心配する家族
→全てに温かみを感じる
映像
圧倒的に美しい映像
19世紀の世界観を活かしたロングショットが特にたまらなかった。
現在=彩度の低い澄んだ映像
7年前=幸せだった時代の映像と暖色がマッチしてた。
街中を歩く主人公を追っていくトラッキングショットが結構好き。
グレタ・カーヴィグ映画の映像は絵画みたいで美しい。
感想
お金より愛を大事にして結婚するもの
愛よりお金を大事にして結婚するもの
自由を求めて結婚しないもの
もちろん女性の幸せには色んな形があって
どれが正しいなんて事はない。
そんな気がするな。うん。
ただ編集長が小説のラストは結婚するか死ぬかっていうくだり。
それを断ろうとするジョーに
監督の結婚だけが幸せじゃねーんだぞってメッセージがある気がしてならない。
役者の演技良し
映像の美しさ良し
見て損はありません。