完成度が非常に高い。
監督は原作の若草物語が昔から好きで、スクリーンで表現したいと熱望していたらしい。
そう思うと納得できる。
登場人物たちの感情の映し方がとても丁寧。それでいてたいへんにリアリティある。
キャスト陣の配役がすんばらしい。
終盤の屋根裏でマミーに熱のこもった本心を訴えてるシアーシャ・ローナンがすっごく良かった。良い瞳をお持ちです。
あとジョーの置かれている状況に心当たりがありまくるシーンがあって、百面相しながら見てた。
エイミーの気持ちも分かるよ…て共感してたー。
みんな誰かしら感情移入するところあるんではないかな。
あとね、ティモシー・シャラメなんなんね。美形の頂点みたいな顔立ちで、画面に出てくるたびに美………と呟いてまうほどの存在でした。
ジョーについに愛を伝えちゃうあのシーン巻き戻しして5回くらい見たい。
昨日、アカデミー賞の衣装デザイン賞を受賞していたね。4姉妹ともテーマカラーのようなものがあって、色合いが柔らかく個性を主張する衣装がたくさん登場する！
細部まで監督の密度ある熱意を感じるような良作だった。とっても良かったああ
