久々の映画館、マスクが涙で濡れました。
好きとか愛すとかって複雑だし、そんな簡単に人を好きになれない。そんな簡単に人を愛せない。
シアーシャローナンとティモシーシャラメの組み合わせが尊すぎるから、ちょっと受け入れ難かったところもあるけど。
最後の急展開には色んな解釈があるようで。「原作者が本当に描きたかったのかもしれない未練を汲み取って、その呪縛から解き放った」という解釈が素晴らしくしっくりきた。
結婚するのもしないのも、著作権を渡すのも渡さないのも、自分の意思で決断したことならそれが「ストーリーオブマイライフ」ですね。
映画を観てもいないのに邦題を否定してすみませんでしたという気持ちにちょっとなった。
“誰かの私”になるのではなく
他の誰でもない“私”でいたい。
人生の主導権は常に自分にある。
ティモシーシャラメがスクリーンに出てくると魔法がかかったようにキラキラするし、どうにも目で追ってしまうなぁ。
あとフローレンスピューの演技がお見事すぎた。エイミーのローリーに対する想いが現れているシーンは、映画館を出てから思い出してじわじわ来た。見返してみたら最初のシーンからもう好きが溢れてるじゃないか。
でもローリーとジョーの出会いのシーンも好きが溢れてるからもう泣いてしまう。
「女には心だけじゃなくて知性も魂もある。美しさだけじゃなくて野心も才能もある。結婚だけが女の幸せなんて絶対に思わない。なのに…たまらなく寂しいの。」