Moonlady

ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語のMoonladyのネタバレレビュー・内容・結末

3.9

このレビューはネタバレを含みます


そこまで期待していなかったが良かった

キャラクターが個性豊かで人間臭くて
あんなに平凡な物語を飽きさせない力があったと思う。
人生はとても些細な出来事の連続だけど、とても美しく素晴らしい物語だと教えてくれた気がする。
この映画はもう幸せな人には物足りないかもしれない。今、生きる辛さを感じてる人にぜひおすすめしたいです


⚡️ネタバレ⚡️










ジョーのの強い心が美しかった。どんなに辛いことが起きても迷っても結局は自分の好きなこと、得意なことに戻ってしまう。負けん気の強さ。カッコ良かった。人生迷ってもずっと暗いままなことはないと思えた。

エイミーの女性は結婚しなきゃいけない。
結婚は女性にとって経済なの。という社会に囚われた価値観が可哀想に思えた。そして自分と重ねてしまった。自分もこうしなきゃいけないという価値観が強くて、エイミーのように追い詰められてると感じた。時には自然に身を任せて生きていくのも良いように感じた。

正直、私はエイミーとローリーは嫌い
許せない
エイミーが劇場に行けないという一時のことでジョーが書きためたものを焼いてしまうのは許せなかった。重みが全く違うし、許せるものではない。また、ローリーを好きだったのはわかるが結婚した後の態度が許せなかった。怒られるかと思ったって…
エイミーにはエイミーの辛さがあっただろうし、エイミーはローリーをずっと好いていたことはわかる。頭ではわかる。ジョーの立場で見てしまうと許せなかった。あまりにもきつい。たとえ、ジョーに将来の相手ができたとしてもエイミーの過去の行為を許せない。
また、ローリーがエイミーに鞍替えしたのも深い愛が感じられなかった。結局はジョーへの思いで辛いところにエイミーが居ただけに思えた。ローリーはメグにも人当たりが良かったし、誰かにそばにいて欲しい寂しがり屋に見えた。相手に自分にないものを求めているのだ。自分と楽しく一緒にいてくれる中でのお気に入りがジョーなだけに思えた。二人は現実で合ったら私とは合わないだろう笑
私には男女の深い友情がわからないのかもしれない…
Moonlady

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