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ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語のNonoのレビュー・感想・評価

4.0
久々にレイトショーで鑑賞。
『若草物語』の著者ルイーザ・メイ・オルコットを描いた、主人公ジョーを中心に、マーチ姉妹4人がそれぞれの"女性としての幸せ"を問い続けながら逞しく生きる姿にもの凄くグッときた。

その理由はきっとジョーに共感する部分が私の中でかなりあったから。
女でも、自らの意思と才能で自立して生きていきたい。でも、自分にとっての幸せが何であるか、正解はわからない。ジョーが葛藤しつつも答えを出していくその姿が、なんか映画を見ながらも自分を鏡に映しているようで、気づいたら涙が出た場面もあった。

ジョーが生きた時代と私たちが生きる現代は取り巻く条件が勿論違うんだけれども、この作品を観て何かを感じる人はたくさんいるんじゃないかなと思う。すごく勇気づけられる。

いつも洋画の邦題には個人的に違和感を覚えることが多いなか、今回の『ストーリー・オブ・マイライフ』は納得。自分のストーリーを紡ごうって思えるそんな作品かな!是非みんなに観てほしい。


あと、やっぱこれも言わせて。ティモシーシャラメがイケメンすぎた。今度公開する『レイニーデイ・イン・ニューヨーク』も絶対観ると決めた。
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