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ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語のkissenger800のレビュー・感想・評価

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グレタ・ガーウィグは『フランシス・ハ』(2012)からにじみ出るニューヨーク・インディーズ臭があまりに俺のスティーブ・ブシェミ好き遺伝子を刺激するような作風で、あぶないな20年前に『イン・ザ・スープ』(1992)を見てなければ心を奪われるところだったぜ。ってなったのが出会いなので、『レディ・バード』(2017)が絶賛されたときも今回も、それ見たことか、と謎のなぜ俺がドヤるのか顔になりました。

誰もがどうせ絶賛するシアーシャ・ローナンはいいとして、エマ・ワトソンはこういうのも出来るのね感ありましたね。
エマ・ストーン降板後にキャスティングされたということですが-『ラ・ラ・ランド』(2016)の逆パターン-ストーン版、ちょっと想像できなくないですか。
あとクリス・クーパーがクリス・クーパーみを消しすぎていたのにはウケた。

しかし最も言及したいのが、そこで何の音楽を使うのか、というシーンでベートーベンまたはビリー・ジョエルがチョイスされたところなんですよ。ちょっとむかつくぐらいにうまいな、と思ったんですけど、あれってこのバージョンの独創?(=1994年版見てないので全力でホメちぎれない案件)
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