ヌーヴェルヴァーグの先駆ともいえるアニエス・ヴァルダ監督の長編デビュー作。70年近く前の作品なのに、なんて新しい撮り方なんでしょ。これ以降、ヌーヴェルバーグが台頭してきました。
アニエス・ヴァル…
4年前に結婚し、最近になって夫が浮気したパリの夫婦が、夫の故郷の海辺の小漁村で別れ話をするも、祝祭的な水上槍試合の観戦で、絆を再確認。話の枠組みは、前年公開の「イタリア旅行」そっくりで、影響を受けて…
>>続きを読むまるで中世ヨーロッパの絵画から出てきたような顔した男女のドラマ__当時のフランスの何処かの貧しい漁村をドキュメンタリーようなリアルで見せる技法__そこかしこ自由に歩き回る猫__
ヴァルダの遊び心か…
ヌーベルバーグの始まりを告げる1955年のアニエス・ヴァルダの長編デビュー作。
〈あらすじ〉
南フランスの海岸線に位置する、美しくも静かな田舎町ポワントクールト。この町で生まれた若い男が、久し振り…
人間間にある関係性つまりはリレーションシップが大切というのは物凄く同感できる。関わり方や時間の重要性。冬の旅を見る前に見ておこうかなと見てみたら題材は面白く画作りも力強さがあって好きなのだけど気怠さ…
>>続きを読むこの手の映画らしく画が美しくて(特に湖の辺りで2人の顔が重なる場面、ベルイマンっぽい構図)、会話の内容が面白かった。「愛が老いていく」 「2人の愛は若さを失った」というフレーズが印象的で、稲垣足穂の…
>>続きを読む(c) 1994 AGNES VARDA ET ENFANTS