TEN

ラ・ポワント・クールトのTENのレビュー・感想・評価

ラ・ポワント・クールト(1955年製作の映画)
-
ついでにアニエスヴァルダ作品もU-NEXTに増えてて最高。

絵作り力半端なかった。画面の中にある物の置き方と動かし方、光と影の映し方や構図が普通な場面がない。なんかちょっとこのショット画がカッコいいな、っていうのを常として作り上げてた。全てのショットが目の心地が良くてびっくり。

村が生きている様子がちょいちょい挟まれ通り過ぎてゆきながら、2人がふざけ合い散歩しながらフラフラと舞台を作っているかのような愛の会話を繰り広げる様子の境界線がなくてうっとり。皆が知るパリの妻と言われなきゃわからない田舎の夫が夫の故郷を歩いて2人のキャラクターを説明するっていう天才的な脚本。

色んな意味で圧倒。
TEN

TEN