リハから本番の唐突感を見るに、やはりクリスマルケルは編集がかなりうまい監督だと感心させられる。
作風はペドロコスタの「何も変えてはならない」を少し連想するが、こちらの方がリハでのイヴモンタンの毒舌っぷりや、わがままっぷりが見えて、ワイズマン的な映り方をしてることに好感が持てた。
にしても、手のヨリの1Sを執拗に追っかけるマルケルはジョンデイビーばりのカメラワークで見てる側をハッとさせてきてその点も非常に良かった。
アフタートークで歴史的背景を解説してもらったが、難しすぎてよくわからなかった。
2019劇場鑑賞66本目