ウルトラマンコスモスが、バルタン星人と戦いながら地球に訪れた時の起源の映画。
だけど、杉浦太陽は出てこない。
だけど、出演者が実はなかなか豪華。
赤井英和、高橋ひとみ、風見しんご、舞の海、藤村俊二、渡辺いっけい。
中山エミリ、可愛い。昔、結構好きだった。
少数精鋭でインパクト重視のキャスト陣。
そして、初代マンの科学特捜隊のメンバー、、、これは、胸いっぱい。
戦いで傷ついたコスモスを少年が癒すところからコスモスの少年の出会いが始まる。
少年は幼い頃から宇宙とウルトラマンに憧れていて、コスモスとの出会いが、まさにその夢が叶う。
なんか彼が子供の頃の自分を見ているようで、コスモスの掌で一緒に飛んでるとかもう羨ましすぎる。
周りから「ウルトラマンなんかまだ信じてるの?」とバカにされようが、決してブレない少年。
割とこういう一徹執念バカ系の少年がウルトラマンにはよく出てくる。そして、その信じる清い心が彼らウルトラマンの共鳴し、そこから出会いや絆や助け合いが生まれる。
信じる力、そして、純粋な心が、ウルトラマンの“光”の力の源。
地球の特捜隊的なSRC。
移動がベンツっていうなかなか渋い。
かと思いきや、空はかなりハイテク。だけど、どこか人間じみたお茶目さがある。
ウルトラマンコスモスはウルトラのシリーズの中でもとびきり優しい。
ヒーリング能力だったり、人類にも、異星人にも、怪獣にもとにかく包容力があるウルトラマン、コスモス。
今回のバルタン星人もさすがは歴戦の宇宙忍者だけあって圧倒的な存在感。
しかしながら、今回はそういうシリーズならではの“ワケあり”感もあって、その“ワケあり”をわかってあげようとするのが、このシリーズの良いところ。
俊敏で、しなやかで、多彩な攻撃もできるけど、それよりも共存共栄だったり、お互い生きるか死ぬか滅ぶか滅されるか以外の道がないかを模索する優しく暖かさが象徴的なシリーズの起源の物語。
最後の中山エミリの耳元での「秘密、、、ね?」囁き、、、ドキドキだわ。
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