このレビューはネタバレを含みます
クリスティーンが主役であり、クリスティーンの勇気の話なのかもしれない。
文学を愛し本に没頭した幼少期を持つ身としては本屋さんで働くの憧れるなぁと思い、装飾や衣装、街の感じの美術に惚れ惚れする。しかし同時に田舎の嫌なところを煮詰めたような町民や夫人の意地悪さに憂鬱になる。
ビルナイ演じる唯一の優しい理解者が亡くなり、心を通わせた少女クリスティーンも去り、家を追い出され…踏んだり蹴ったりなのでなんとか夫人に倍返しができないものか…と思ってからの、やっぱり使うと思ってたストーブ。好きなラストシーン!
何もハッピーにはならない悲しい話だがゆったりした雰囲気がとても好きな作品。