実話風虚構作?アフリカの一側面を知る手段
コンゴジャングル奥地紛争地帯に消えた妹を探し出そうと姉が自ら乗り込もうとするが、武装組織の度重なる襲撃に遭うことで現地の厳しさを痛感。
しかし、襲撃の際の怪我の功名で妹に再会は出来たが、姉の必死の説得にもかかわらず医師の妹が選んだ道は・・・
映画のラストで実話ベースっぽい映像構成となっていたので視聴後に調べたがそこら辺はよく分からず仕舞い。
映画的にはバイオレンス場面が結構盛られてはいても緊迫感は薄く、こちらの本能と感情は沈黙した状態。
しかし、貴重資源採掘に血眼になりそれを資金源として活動する過激武装組織という、いかにもアフリカにはありそうな一側面を窺い知るという点ではまあまあ価値はあったとは言える。
もう少し彫りを深く陰影を強めたドラマチック演出とした方が良かったのではと思うが、そうせずに淡々とした描写としたのにも製作陣の相応のポリシーがあるのだろう。
2.5の二つ星
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