ギャングスタ
ベルギーの団地住まいの四人(モロッコ人の男3+女1)は「スカーフェイス」のトニーモンタナ、コルネオーネ一家に憧れる不良たち。
大人になってもつるんでて、プッシャー(説明略)して日々を送っているが…
うーん!どこかで観た手法や演出、読める退屈な脚本、テンポの悪い展開ィ!
唸る要素は少なく、ガイリッチーやタランティーノに憧れた人の頑張った劣化コピー、いや雰囲気コピーし損ない。
多用スローとか「実はこうでした逆回転」とか「エンドロール巻き戻る」とかもうええからwww
音楽とかノリも大事なんやけど、ギャング映画はキャラ立ってる人物がいないとオモロないのよね。パワー型なのか策略家なのか人たらしなのか、とかね。この映画のキャラクターはどれも中途半端。
遊び心があるCG演出や、コミカルなネタもあるけど、それは味付け程度であって。
人の生死が関わる世界なんやから、もうちょっと根本的な内容を煮詰めて欲しかったなぁ。「孤狼の血」の方がまだ見応えあったわ。
事実かそうじゃないかはどーでもいい!
ギャング物あまり観ない人にはええんかなぁ?
かなり出尽くした感ある「ギャング物」映画ですが、新作が出るのは嬉しい限り。
今後も期待してこのジャンルを借りたいと思いまーす