黒羊

ギャングスタの黒羊のレビュー・感想・評価

ギャングスタ(2018年製作の映画)
2.0
ギャングスタ

ベルギーの団地住まいの四人(モロッコ人の男3+女1)は「スカーフェイス」のトニーモンタナ、コルネオーネ一家に憧れる不良たち。
大人になってもつるんでて、プッシャー(説明略)して日々を送っているが…


うーん!どこかで観た手法や演出、読める退屈な脚本、テンポの悪い展開ィ!
唸る要素は少なく、ガイリッチーやタランティーノに憧れた人の頑張った劣化コピー、いや雰囲気コピーし損ない。

多用スローとか「実はこうでした逆回転」とか「エンドロール巻き戻る」とかもうええからwww

音楽とかノリも大事なんやけど、ギャング映画はキャラ立ってる人物がいないとオモロないのよね。パワー型なのか策略家なのか人たらしなのか、とかね。この映画のキャラクターはどれも中途半端。

遊び心があるCG演出や、コミカルなネタもあるけど、それは味付け程度であって。
人の生死が関わる世界なんやから、もうちょっと根本的な内容を煮詰めて欲しかったなぁ。「孤狼の血」の方がまだ見応えあったわ。
事実かそうじゃないかはどーでもいい!

ギャング物あまり観ない人にはええんかなぁ?

かなり出尽くした感ある「ギャング物」映画ですが、新作が出るのは嬉しい限り。

今後も期待してこのジャンルを借りたいと思いまーす
黒羊

黒羊