はなこたちゃん

ジェノサイド・ホテルのはなこたちゃんのレビュー・感想・評価

ジェノサイド・ホテル(2017年製作の映画)
3.0
『ホテル・ムンバイ』が
ホテル従業員や宿泊客、テロリストなどそれぞれのキャラクターの個性がわかりやすく
又、ホテル内の緊迫感や恐怖、銃撃戦なども圧倒される程リアルであったので
何となく物足りない(作品として)のが残念😓

まだ若いホテルマンが
宿泊客を安全にホテルの外へ誘導する様が
本作でも描かれていた

癌で入院中の娘に会わせるため
孫娘(アティア)を連れてムンバイを訪れていた祖父がアティアを怖がらせない様
優しい嘘をつく
『かくれんぼだよ、ここから出てきちゃダメだよ』
そしてアティアを守る為自ら
テロリストの銃弾に倒れる

『ライフ・イズ・ビューティフル』
では父が嘘をつき通し愛息を守った様に…

優しい祖父を慕うアティアが
愛くるしく健気で思わず号泣😭

信仰を持つことの意義
人と人が、分かり合うことの難しさ
考えさせられる作品でした