このレビューはネタバレを含みます
2022/10/09鑑賞。55点。
キアラン・ハインズとディラン・ベイカーのクセアリ俳優共演。
〈あらすじ・ネタバレあり〉
若く美しいエリザベス(演. アビー・リー・カーショウ)は、ノーベル賞受賞経験のある研究者・ヘンリー(演. キアラン・ハインズ)と結婚する。
家には、盲目の息子・オリバーと使用人のクレアがいる。
ある夜エリザベスは、ヘンリーから入ってはいけないと強く言われていた部屋に興味本位で入ってみる。
そこには、自分と瓜二つのクローン人間が2体あり、エリザベス自身は4体目のクローンであると判明する。恐ろしくなったエリザベスは逃げ出そうとするが、秘密がバレたと察したヘンリーは彼女を殺害する。
それから6週間後。
ヘンリーは、5体目のエリザベス(＝エリザベス5)を迎え入れる。
ヘンリーは、エリザベス5にも「この部屋は研究室だから入ってはいけない」と伝えるが、好奇心旺盛な彼女は中を覗いてしまい、自分と瓜二つな6番目のエリザベス(＝エリザベス6)の存在を知る。
真相を知られたヘンリーは、エリザベス5のことも殺そうと襲い掛かるが、逆に反撃されて背中を刺されて死亡する。
エリザベス5がヘンリーを殺したことに気づいたオリバーは、彼女に手を貸すことに。
エリザベスがクローンであることを知るローガン警部補(演. ディラン・ベイカー)が訪ねて来たたて、ヘンリーの死を隠し通せないと判断したオリバーは彼を射殺する。
クレアの日記を読んだエリザベス5は、クレア自身が使用人ではなく研究者であり、ヘンリーに協力していたことを知る。
また、エリザベスのクローンが生み出されたのは、ウェルナー症候群を患って若くして亡くなった妻との結婚生活を再現するためだったことも知判明。
そしてヘンリーはクローンを殺すことに性的興奮を感じるようになり、クレアはついていけないと感じながらも協力し続けていたことが明らかになる。
家から出て行って自由な人生を掴みたいエリザベス5だったが、彼女に惹かれているオリバーはそれを妨害して監禁する。
監禁する人物がヘンリーからオリバーに変わっただけで、状況は何も変わっていない・・・。
エリザベス5はオリバーを襲って脱出しようとするものの、最後のクローンであるエリザベス6によって撃ち殺される。
エリザベス6もクレアの日記を読み、これまでの研究の過程や自分がなぜ生み出されたのかを知る。
クレアは、エリザベス6を解放して彼女の意思で生きられる人生を与える。
