このレビューはネタバレを含みます
今作は、ちょっと、あれかなっと思うのが、今作では、２つの事件が、起こるのだが、この２つの事件が、バラバラな気がする。１つ目の、少女失踪事件が、引き金で、２つ目の、殺人事件が、起こったのは、間違いないが、何となく、バラバラ感が、拭えない。『豪士』君は、多分、障害を、患ってて、それで、１つ目の事件が、起きた。『豪士』君は、世の中では、生きていけなかったと、考えるしかなかった気がする。正直、仕方がない。不幸なのは、『ゼンジロウ』さんの方。２つ目の事件の、加害者だが、『ゼンジロウ』さんは、村のため、動いていただけなのに、１つ目の事件が、きっかけで、村八分に遭い、村人からの、嫌がらせの数々・・・・。こんな事件が、起こっても、しょうがない。この作品のタイトルは、『楽園』で、セリフにも、『楽園』という単語が、飛び交うのだが、果たして、『楽園』って、どこでしょう？そもそも、『楽園』って、あるのでしょうか？少なくとも、日本は、楽園ではありませんよ。不景気で、ブラック企業や、AV女優だらけの、こんな国が、『楽園』な訳がない。まあ、この作品では、ブラック企業も、AV女優も、出てきませんが、・・・・。『楽園』・・・・あれば、こんな事件、起こらなかったかも、しれませんね。でも、タイトルの『楽園』が、作品の内容と、あまり、関係が無さそうで、内容は、人間ドラマは、よくできてますが、作品が、完成度としては、低いなって感じです。出来事が、バラバラに、散りばめられてる印象ですね。『ゼンジロウ』視点の、内容に、集中させるべきな、気がしました。なので、作品としては、この点数です。あまり、オススメはしません。『ゼンジロウ』パートは、面白かったのですが、・・・・。
