ダイナ

未知との遭遇 ファイナル・カット版のダイナのネタバレレビュー・内容・結末

4.0

このレビューはネタバレを含みます

スピルバーグのSF作品。ジョーズ(1974)の次作。啓示のようなインスピレーションを起こす見知らぬ者同士が集結し全てが集結する山を目指す…ホーリーマウンテン感。スリリングかつミステリアスな展開が加速し始める中盤以降が面白かったです。家の中に土塊をドサドサ放り入れなきゃいけなかった件はまだ理解できていません。「今やめたらイカれちまう」いやもうイカれてない?音での対話、「未知」のビジュアルも一部にはワクワクとさせられました。

幻想的な音楽で包まれるクライマックス。「その後」も考えたい身としてはハッピー・バッド・ビターどれにも分類しづらい。思考回路捻くれてる自分としてはまだ奴等が人間にとって友好的かどうか判断できませんし?降りてきた人達の本質もまだ分からんですし?調査フェイズで侵略計画練ってるかもですし?だけど神秘的なコンタクトは良い後味だったのは確か。このよく分からん感情にぶち当たった事こそが自分にとっての「未知との遭遇」でした。センス・オブ・ワンダーの素晴らしさが映された良作です。
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