トランスジェンダーの少年が少女になろうとする話。映画は終始主人公ララの自分の体への違和感、他者が自分を理解してくれないという苦しさに溢れている。観ていてかなり重い映画。
彼女の意思・視点を重視して…
このレビューはネタバレを含みます
思春期の年代のGIDテーマの作品は初めてで考察が深まった。
全編に漂う、張りつめた糸のような緊張感は、主人公の揺れ動く、言葉にならない、満たされない心情を推量させる。
現代の人間は、太古より“中…
「バレリーナになる」ための努力だけではどうにもならないのがツラい。
本来であればその部分を大きく悩みながら生きていかなくてもいいのだから
「女性になりたい」訳ではなく「バレリーナになりたい」ただそれ…
それ剥がすならお風呂に浸かりながら取ったら??だめなん??
その辺のサイコホラーよりも、リアルな描写で痛みが想像できる分、ひぇ〜!ってなった。
体の成長は自我の成長を待ってまくれないの辛いよなぁ、…
身体的にも精神的にも見ていて辛い。カメラワークとか劇伴の使われ方とかドキュメンタリーぽい。
雑に言ってしまえば「トランスのバレリーナの話」だけど、テーマはジェンダーというより、ひとりの女の子について…
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