身内にもトランスジェンダーがいて、私もお遊びだけどバレエ経験があり共感してしまうところが唯あった。
自身の本当の性別じゃない体と性器、それに葛藤する心と学校の友人。表面上は心が女の子のララを快く仲…
トランスジェンダーで悩み、苦しんでいる姿がただただ辛かった。
バレエがララにとって、辛いものの延長になっているようにしか見えなかった。
私はバレリーナなので、制作側のバレエへの愛情があまり伝わらず悲…
軽々しく人に薦められる作品ではないが、観てほしいと思える作品。
痛みがキーワードになっており、それぞれの痛みの描き方が上手い。冒頭のピアスから予兆が伺える。
誰も悪気はないが、それらが積み重なるとを…
どんなに努力しても結果として現れない、焦燥感だけ。よくわかる。トランスジェンダーの気持ちは理解できないけど、焦燥感だけで、自分を追い詰めて、負のスパイラルに陥ってしまったんだよね。大人になった時に、…
>>続きを読む朝日新聞の映画評でドランを引き合いに出していたけど、正直、表面的な要素はドランと被ってるところあるけど、この監督の資質はドランと逆方向にある気がする。
圧倒的なセンスで押しきって映画を撮るドランと…
夢を追いかける思春期の女の子のお話。
主人公はトランスジェンダーの女の子だから余計にそうかもしれないけど、外見に対する過敏な評価や、自意識過剰さは、思春期の頃の自分と重なってみえる部分もあったりし…
ドキュメンタリーのよう。とことんリアルな作り。
だんだん本当に存在する少女と、その家族の日常を垣間見ているのでは、と錯覚してしまう。
主役は劇中に「第二次性徴を止める治療をしている」というセリフがあ…
ララ、ララの父親、ララの友人たち、全員の気持ちが分かる。だから、ララが周囲の人物と衝突するときも誰かが悪いみたいな考え方はできない。悪人がいない分、辛いね。
別にこの映画に限った話ではないけれど、…
LGBTの作品を見るたび、もし私がこの人の人生を歩んでいたら同じように振る舞っていただろうか、と考える。主人公は女の子になりたくて、バレエがしたくて、だけど男の子がすきなのか女の子がすきなのか分から…
>>続きを読む(C) Menuet 2018