【性同一性障害】の女の子がバレリーナになるために努力に努力を重ねる物語。
とてもセンシティブな内容なんだけど個人的には少し引っかかってしまうことがあった。
ララには協力的で理解しようとしてくれる父親もいた。とても親身になってくれる病院の先生もいた。バレエの学校でもからかいはされたにしてもカミングアウトしていた訳だし彼女の努力を認めてレッスンしてくれる先生もいた。
なので誰にも言えずに苦しんでいるのとは違ったはずなのに何故あんな行動に出てしまったんだろう。思春期という言葉で片付けてしまうのも何だかなぁ、という感じなんだよなぁ。
バレリーナになる事も叶えたい夢なんだろうけど何より叶えたいのは女性になる事なのでは?
それとも、どうしても両方を手に入れたかったのかな。
なんだかその点が腑に落ちなかったのです。
だけど、エンディングの彼女が答えなのですね☺︎