あるべき姿
バレリーナを夢見る
15歳のララが主人公
スラッととしたスタイルに
美しい顔立ち
そうだと言われなければ
途中までは気づかないかも
普通に女子
心と体のギャップに苦しむララが
非常に痛々しい
体が男である事の苦しみは計り知れない
理解ある父親の心配も当然の事だし
興味本位で彼女をからかうバレエ仲間の態度も
自然な事なのだろう
しかしそんな様々な事が積み重なると
より願いは強くなる
バレリーナになりたい
好きな男性とエッチしたい
女性として生きたい
なにがなんでも!
ララの静かな表情の中に
その気持ちを激しく強く表現しており
裸体に近い姿を見せる事で説明を排除し
鑑賞する側としては
よりリアルにその苦しみが伝わってくる
ストーリー自体に起伏はなく
スルスルとしたテンポなのも日常感があり好印象
ゆえに
終盤のあるシーンには
思わず変な声が出ちゃいました…
それにしても
ララを演じた
ビクトール・ポルスター
素晴らしいです!
立ち居振る舞いが繊細
笑顔が印象的で可愛くて美しい!