コロナの影響で映画館もやってませんので、家で映画鑑賞。
トランスジェンダーとして生きて行くことの
大変さや辛さが淡々とまた重苦しくえがかれて
いるように感じました。
余計なセリフも音楽もなし、まるで主人公に密着したドキュメンタリーのようでしたね。
それでいて所々にハッとさせられるシーンがある。
股間に貼ったテーピングを剥がす場面や、
バレエシューズを脱いで見える足の指の描写は
痛々しくて、それが主人公の心を表してる様で
見ていてとても息が詰まる思いでした。
そして彼女の決断には驚きました!正に衝撃的!
ですが、その後の父親と静かに笑い合うシーンや
ラストの彼女の歩く姿を見てそこに希望を感じました。私はハッピーエンドと信じたいです。