ねび

Girl/ガールのねびのネタバレレビュー・内容・結末

Girl/ガール(2018年製作の映画)
3.6

このレビューはネタバレを含みます

トランスジェンダーがテーマの映画。とにかく重い。

主人公のララは、難関のバレエ学校編入試験に受かり、周囲との差を埋めるため物凄い努力をする強い意志を持っている。ただ、同級生の一部から向けられる好奇の視線と期待したほどの効果が得られなかったホルモン治療もあり、女性では無い自分の身体に悩み次第に追い詰められてしまう。相当強い精神力を持っていただけに、最後の行動は悲しかった。
ずっと支え続けてきた父親の心情が胸に痛く刺さる。

ララが思春期という事もあったのだろう、時間をかけて治療する事に辛抱でなかったことは仕方なく思えるが、父親の気持ちを考えると残念でならない。
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