このレビューはネタバレを含みます
2023/04/09鑑賞。28点。
〈あらすじ・ネタバレあり〉
バンクーバー。
富豪の御曹司マーティとランスにナンパされたジェスとニコールは、マーティの父親が所有するクルーザーに乗せてもらうことに。
マーティの父親・ハットフィールド生物化学を扱う巨大企業【トライドン】のCEO。
【トライドン】は、過去に何度も薬品事故を起こして隠蔽工作をしてきた企業【シリカ】との合併を計画しており、ジェスはかつて【シリカ】の起こした事故によってクジラ12匹と少年が死ぬ現場を目撃したことがあった。
ハットフィールド家の料理人・マルコムはティナという女性をナンパしてクルーザーに連れてくるが、マーティたちが現れたため失敗。素性がすぐにバレる。
そこにマーティの恋人・クリスティが現れ、複数の男女が船内にいたことから乱交パーティーと勘違いされるものの、事情を説明して和解。
2時間だけという約束で、クルーザーで海に出ることになる。
クルーザーには船の整備士を名乗るブレイディ(演. ジェシーメトカーフ)も同乗していたが、彼は【シリカ】に雇われた企業スパイで、合併前に【トライドン】の研究データを盗むために潜入していた。【トライドン】は、【シリカ】と同じ人体実験をしているのだな、【トライドン】の方が研究の進捗が良いためその情報を狙っていた。
そんな中、突然クルーザーが動かなくなり、無線が使えなくなる。さらに携帯の電波も届かない。沿岸警備隊に連絡を取ればハットフィールドにバレるので、マーティとランス、マルコムは反対する。
ニコールが少し先に島があることに気づき、ゴムボートで島の住民に助けを求めに行くことに。
ゴムボートにはブレイディ、マーティ、クリスティ、マルコム、ティナの５人が乗り、クルーザーにはジェス、ニコール、ランスが残る。
島に上陸し、住民らしき人々の死体を何体も見つけるブレイディら５人。
奥に進んでいくと研究施設らしき建物があり、その中でも死体を見つける。
この施設は、【シリカ】の秘密研究所であり、人体実験によって生み出されたクレーチャー2体によって研究員たちは皆殺しにされていた。
マルコムは施設内で殺され、１人助かろうとゴムボートに乗ったティナも殺される。
ブレイディはマーティとクリスティと一緒に、ゴムボートに乗ってクルーザーへ戻る。
一方クルーザーに残ったジェスは、ブレイディが探っていた機密データを偶然見つけてしまい、【トライドン】と【シリカ】の陰謀を知る。
クルーザーの中にクリーチャーが乗り込んできたことにいち早く気づいたランスは、スピアガンで対抗しようとするが、誤ってニコールを殺してしまう。
クルーザーに戻ったマーティは、ランスとクリスティが浮気してセックスしたことを知り、ランスの腹に包丁を刺す。辛うじて一命を取り留めたランスだったが、クリーチャーに襲われる。
その後、マーティとクリスティもクリーチャーに襲われて海に引き込まれ、ジェスとブレイディだけが生き延びる。
沿岸警備隊が現れて安堵するジェスとブレイディだったが、彼らの正体は【シリカ】の放った揉み消し屋だった。
ブレイディは、自分も【シリカ】側の人間であると揉み消し屋のサイラス(演. ティモシー・V・マーフィー)に素性を明かすものの、秘密を知ったため消されるそうになる。
サイラスと彼の部下を倒して、揉み消し屋たちの乗ってきたボートに乗って逃げようとするが、海に潜んでいたクリーチャーによって２人とも死ぬ。
クリーチャーに襲われながらもまだ息のあるランスは、サイラスたちによって新たな研究対象として回収され、クルーザーは燃やされて揉み消しが成功する。
