「多様性を受け入れるというファッションを身にまとう。」
重い話なんじゃないかという勝手な先入観で、アカデミー賞受賞作と知りながら観ていなかった映画。
ロードムービー(私が一番好きな映画ジャンル！)と知り、俄然観たくなりようやく観ました。
結果、めちゃめちゃ良かった！！
さすが、アカデミー賞受賞作だわ～。
感じたことは、
「多様性を受け入れるということをファッションのように身にまとっていないだろうか？」
といかうこと。
「黒人ピアニストの演奏会に行くくらい広い心と新しい感性を持った私、最先端でしょ？」
でもファッションの一部だから、家に帰れば脱ぎ捨てるし、信念じゃないからダサいと思ったらやめるし。
みたいな。
観ていて、差別はどうやったらなくならないんだろう、
少数派って常に差別される運命なのかな？
と、考えることばかりだった。
日本は特に、閉鎖的だし多様性に対して後ろ向きだから、最近の「対LGBT」や「対障がい者」など、この映画に出てくる南部の白人みたいになってないかなと疑問に思った。
